流星の電波観測を始めました
流星の電波観測を始めてみました。
観測データは右上?の「流星電波観測」から見ることができます!
以前から何かの定点観測を考えていて、気象に関するものだったり、空の状態だったり…と、いろいろ考えながらネットを漂っていましたら電波を使った「流星観測」に行き着きました。
どうやら数年前に流行ったようなのですが、現在はすっかり下火なようで、ネット上でも観測を中止していたり、リンクを辿っても404で形すらないようなサイトを多々みかけます。しかも主に使われている観測ソフトがインターネット上では配布されておらず、制作者様にも連絡がつかない状況…。
ひとまず機材を揃えて設置。
まずはアンテナ。うちの屋根にはCATVに入る前に家に埋め込んだアンテナ用ポールが立っていますのでそちらに設置。他の家よりも高いので遮るものはなく、たぶん受信状況としては良好だと思います。問題は組み立てと方角。iPhoneで表示される方角に合わせてみましたけど、標準のアプリって、いまいち信頼性ないんだよね…。
そしてひとつ発見。
どうやら私、高所恐怖症のようです。。。
屋根の上こわい。。。
そんなどうでもいい情報はさておき、このアンテナから部屋までケーブルを下ろして受信機に接続。受信機はアイテック電子研究所のMRK-50を作っていただきました。受注生産で2週間ほどで到着しました。空いてた本棚に昔使ってたノートパソコンと受信機を設置。これで受信局の完成ですっ!
肝心のソフトですが、山本道成様が公開しているMROFFTというソフトで観測を行うことにしました。ありがとうございます!
観測は自動でカウントできるものだと思ってたんですが、実はこれ、画像を見ながらの手作業になるようです。理由は、流星以外にも飛行機なんかに反応してしまうため。さすが天文学の世界はわりと地味な作業の積み重ねなんですね…。
と、日記を書いている間になにやら1つ受信したようです!
22時29分ごろにあるノイズのようなラインがそれのよう。
データを見る限り、もう少し受信レベルを上げた方がいいのかなぁ…??
なんとか観測ができる状態までこぎ着けることができましたが、無線やアンテナの知識はあまりなく、実際の精度がどれくらいなのかは、しばらくの間は観測をしながら機材の調整をしていく必要がありそうです。
それっぽいデータが取れるようになったら、このホームページ上でも公開する予定ですっ!